日本鯨類研究所主催「KUJIRA Recipe Lesson」の事務局運営を担当しました

株式会社ポプラエデュケーションは、一般財団法人 日本鯨類研究所が主催する食育イベント「KUJIRA Recipe Lesson」の事務局として、イベント全体の運営を担当いたしました。

本イベントは、学校の給食に携わる先生方ならびに鯨食に興味がある一般の方を対象に、伝統ある鯨肉の魅力や栄養価、現代の料理への応用を学ぶ体験型プログラムとして開催されました。

2026年9月6日(日)には服部栄養専門学校(東京)、9月19日(土)には京都調理師専門学校(京都)の2会場で実施され、多くの参加者が調理実習や講義を通じて学びを深めました。

 

東京会場(服部栄養専門学校)の様子

東京会場には、学校給食に携わる先生方を中心に48名が参加されました。

第一部として一般財団法人日本鯨類研究所 図書広報室係長の早武真理子氏による講義が行われました。日本の捕鯨の現状やクジラの種類をはじめ、鯨肉の部位ごとの特徴や高い栄養価、さらには日本の伝統的な食文化に至るまで、多角的な視点から詳しく解説いただきました。

講義の様子

日本鯨類研究所 早武氏による講義

続く第二部の調理実習では、服部栄養専門学校の一枚田清行先生が講師を務め、プロの技術を伝えるデモンストレーションを実施。

服部栄養専門学校 一枚田先生によるデモンストレーション

受講した学生たちは、以下の味わい豊かな4品に挑戦しました。

  • くじらの天ぷら

  • くじらの照り焼き

  • くじら汁

  • くじらの大和煮の和え物

参加者が作った料理

実習中は先生から時折冗談も飛び交い、終始和気あいあいとした温かい雰囲気に包まれました。参加した学生たちも楽しみながら熱心に手を動かし、鯨肉の調理法や素材の魅力を身体で覚える貴重な機会となりました。

実習の様子

また、最後の質疑応答の場面では「実際の学校給食メニューに取り入れるための具体的な手順」について参加者の先生方から熱心な質問が相次ぎ、教育現場での活用に向けた関心の高さを窺わせる有意義なイベントとなりました。

京都会場(京都調理師専門学校)の様子

9月19日(土)に実施された京都会場には41名が参加し、学校給食の先生方と一般の参加者様が約半数ずつ集まりました。

第一部の講義では、一般財団法人日本鯨類研究所 図書広報室室長の久場朋子氏が登壇。捕鯨の現状やくじらの種類、鯨肉の栄養価や伝統文化について分かりやすくお話しいただきました。講義中には「クジラの実際の大きさ」に関して参加者から突っ込んだ質問が飛び出すなど、会場全体が大いに盛り上がりました。

日本鯨類研究所 久場氏による講義

第二部の調理実習では2教室に分かれ、宗川裕志先生と今西好治先生がそれぞれデモンストレーション実施。

左:宗川先生
右:今西先生

京都会場では、以下の2品のメニューに挑戦しました。

  • くじらの竜田揚げ

  • クジラの皮を使った肉じゃが

出来上がった料理

実習では、先生方の手厚いサポートのもと、難易度の高い「竜田揚げ」の揚げる温度やカラッと仕上げるコツを教わりながら、参加者ご自身で調理を行いました。プロから直接技術を学び、鯨肉ならではの旨味を引き出す調理のコツを体験していただく機会となりました。

実習の様子

2会場での開催を通じ、教育現場で食育を推進する先生方から一般の皆様まで、幅広い層の方々に鯨肉の持つ栄養価や食文化としての価値、そして調理の楽しさを再発見していただける貴重な機会となりました。

ポプラエデュケーションは今後も事務局運営をはじめ、食育や各種教育支援イベントを通じて、持続可能な食文化の発信と地域・教育現場への貢献に努めてまいります。