全国の小中学校にてキャリア教育の授業に活用中!『おしごと年鑑2023』発刊

当社では、2016年から朝日学生新聞社様と取り組むプロジェクトとして、学校と企業・団体を結んでキャリア教育を支援する事業「おしごとはくぶつかん」をサポートしています。今年は100社を超える企業・団体の協力を受け、6月16日に、最新版の教材『おしごと年鑑2023』を発行し、全国の小中学校、教育関係機関に寄贈いたしました。今後は、子ども食堂、子ども病院、児童養護施設、海外の日本人学校など、子ども向け施設への寄贈を予定しています。また、2016年の創刊から初めて、表紙とキャラクターが新しくなりました。

発行/朝日学生新聞社 寄贈版発行部数/7万5千部

キャリア教育とは】文部科学省が推進する教育活動。子どもたちは、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。

本書では、さまざまな職業を「身近な生活につながるお仕事」「食べたり飲んだりに関わるお仕事」「社会の土台を支えるお仕事」「未来を生み出す科学技術のお仕事」「知る・学ぶ・楽しむをかなえるお仕事」などのカテゴリー別に掲載し、仕事に関して子どもが素朴に思う質問に、企業・団体のご担当者が答えるQ&A形式で紹介しています。また、すぐに授業で使える学年別教科対応表や、おしごと年鑑の使い方として、現職の小・中学校の先生がつくった、キャリア教育やさまざまな教科の単元で活用できる授業のアイデア集も収録しています。

子どもたちが将来就きたい職業を考える上でのヒントが満載で、教育現場からはすでに多くの追加寄贈のお申し込みをいただいております。

「身近な生活につながるお仕事」/「いのちを支えるエンジニア」ってどんなお仕事?/
公益社団法人日本臨床工学技士会

「食べたり飲んだりに関わるお仕事」/ウォーターサーバーのお水って何が違うの?/
アクアクララ株式会社

「社会の土台を支えるお仕事」/長く信頼される会社を作るにはどうしたらいいの?/
日本公認会計士協会

「未来を生み出す科学技術のお仕事」/天気予報の仕事をするにはどうすればいいの?/
一般財団法人日本気象協会

「知る・学ぶ・楽しむをかなえるお仕事」/真珠の重さはグラムで表さないってホント?/
株式会社ミキモト

2023年度版でも読み物ページが充実しています。例えば、「今すぐ!おしごと見学」では、おしごと年鑑に参加していただいている企業・団体が展開する、さまざまなお仕事を学べるキッズサイトや動画が大集合しています。タブレットを使った社会科見学が可能です。また、昨年に引き続き掲載している巻末特集の「人類の未来を変えるSDGsってなに?」には、企業・団体の取り組みがコンパクトに分かりやすくまとめられており、授業で使用したい先生方に大変好評です。

「特集記事」人類の未来を変えるSDGsってなに?表紙/
45社・団体が参加

多彩な企画ページに加えて、子どもたちがより多くのおしごとに出会える診断チャート「運命の1社がわかる!おしごと診断」や、「その道のプロになるには?いろいろ知っておきたい資格のお仕事」といった、資格がないとなれない職業や資格を持っているとできることの幅が広がる仕事など、資格に関する仕事についての特集記事も掲載し、読み応えのある一冊となりました。

 

キャリア教育情報Webサイト「おしごとはくぶつかん」でも、おしごと年鑑の記事を楽しめます。Web版では、記事を読み終わった後、内容をクイズ形式で楽しく復習することができるのも特徴です。

 

Webサイトには企業・団体が提供する動画やゲーム、工作や実験といったコンテンツを紹介する「おしごと見学」を始め、学校や家庭でも、みんなで一緒にキャリア教育に関するさまざまな情報に無料で触れて楽しむことができます

 

学校の先生方へ 「おしごと年鑑」を使った授業例

 

7月7日には市販本も発売開始
今後も当社は、「職業」「キャリア教育」について、日本を代表する企業・団体の皆様の実体験を伝えることで、子どもたちやその保護者様にも新しい興味の芽が生まれることを願っております。